一期生:オオシマザクラ通信 Vol.19 深川探訪&懇親会(同期会)の報告 2024.10.30

深川不動堂前にて

 久しぶりの一期生同期会。今回は少し趣向を凝らして深川探訪と懇親会のセットを企画したところ、たくさんの方にお集まり頂き皆様の元気な姿を拝見できました。やはり皆様、フィールドワークがお好きなようで。カレッジの影響ですね、きっと。

 まずは、『富岡八幡宮』と『深川不動尊』の見学から。江東区のボランティアガイドさんに1時間半のツアーをお願いしました。

 富岡八幡宮の大鳥居をくぐってすぐ左手に伊能忠敬の像が現れます。千葉の佐倉で酒造業等により財を成し50歳で引退。ここから天文学者に弟子入りして天体観測や暦学の修行を始めたのだとか。73歳で亡くなるまで江戸幕府の仕事として日本地図の作成に尽力された偉人です。伊能忠敬が千葉から移り住んだ江戸の拠点が深川・門前仲町だったのでここに像が建っています。引退後のシニアの理想的な生き方をされた方ですね。到底凡人には真似できるものではありませんが。

伊能忠敬像

 富岡八幡宮は江戸勧進相撲発祥の地。両国の回向院に移るまで約100年間、境内で相撲興業が行われたそうです。現在でも新横綱誕生時には土俵入りの奉納、石碑への刻銘式が行われるそうで、大関『大の里』が横綱に昇進した際の刻銘の場所をしっかりと確認できました。

 ガイドツアーを終え、ここから15分ほど歩いて『深川江戸資料館』に到着。両国の『江戸東京博物館』が閉館中の影響か、館内は外国人観光客でごった返し。親切な外国人に集合写真のシャッターを押して頂きました。

深川江戸資料館前で記念撮影

 深川は江戸初期から海を埋め立ててできた町人の街。江戸の庶民の暮らしを再現した建物の中で当時のつつましやかな生活をボランティアガイドさんに解説して頂きました。

 懇親会は深川江戸資料館のすぐ近くにある『清澄庭園』の中の『涼亭』で開催されました。大名屋敷の庭園を岩崎弥太郎が買い取って美しく作り替えられた清澄庭園。

清澄庭園と懇親会場の涼亭

 東京都の歴史的建造物に指定されている涼亭を貸し切り、夕暮れ時の絶景の中で贅沢な懇親会となりました。

懇親会風景

 早いもので一期生の入学式からから5年半が経ちました。大学院に進学されてまだ研鑽を積んでいる方、卒業後に起業された方、ボランティア活動に従事されている方、海外と日本の二重生活をエンジョイされている方。俳句、読書、ゴルフ、街道歩き、絵画、国内旅行、海外旅行等々、趣味の活動を満喫されている方々。それぞれの生活をエンジョイされている近況報告を伺いました。同窓会やサークル活動等、カレッジでできたネットワークが励みになっているという話もたくさん聞かれました。
 しかし、健康問題は共通の悩み。できるだけ長くこんな同期会に参加出来たら・・・。そんな思いを強くした一日でありました。
                                            文責 深田

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