一期生:オオシマザクラ通信Vol.18 土砂降りの調布フィールドワーク 2024.3.12

 1期PC研究生のフィールドワークを3月12日に行いました。前回第1回目は半年前の府中地元紹介ツアーでした。今回は調布の番となり、地元幹事2名が計画を立てました。

 まず、出だしでつまづきました。筆者が家を出る時間を1時間勘違いをして、「集合時間が出発時間」となってしまいました。「俺も認知症が始まったのか?」とかなり落ち込みました。
 妻にも言えず家を出るときPC研究生ラインで「遅れますが進めておいてください」と連絡したところ、仲間からは「遅れても大丈夫ですよ。お気を付けて」と励ましてくれました。
 タクシーに出会わないか?と探しながら駅に向かったのですが見つからず、結局電車とバスを乗り継いで集合場所の深大寺に着いた時はボランティアガイドさんの説明から15分遅れで到着。雨で眼鏡が曇って良く見えないながらも一安心。

 大雨の中、甘酒でも飲みたいねとメンバー達。ところが平日の土砂降りで店がほとんど開いていない。約1時間のボランティアガイドさんの説明が終わり、我々は神代植物公園に入園(65歳以上は半額)。しかし、園内は誰もいない。北風が強く、寒くて体が冷えて早く大温室に行く。
 ここからはPC生の本領発揮。話題が尽きなく大温室も貸し切り状態。

 その後、暖の取れる「ガーデン・ビューロー」に移りお茶をして話題はさらに盛り上がった。娘さんの結婚式が来週に迫った話。自分や家族の病気の話。孫自慢。スマホの話。ネットで買った方が絶対に安いよの話。地元の埋蔵文化財の話。相続税の話。ここで夜の懇親会の会費集め。等々。どうしてシニアの人たちはお金と健康の話が好きなのか。

 土砂降りの中、懇親会会場の調布駅前にバスで移動。バスも昔は車掌さんがいたよね、とか雨の降っている時は座席に座っている人は前に立っている人の傘を持ってあげるのが、あの頃の暗黙のルールだったよねとか、昔ばなしに花が咲く。これもシニア達のよくアルアル行動。

 調布駅に着いても一向に雨は止まず、予約時間より15分ほど早く着く。これもシニア特有行動現象か。
 その後、恒例の近況報告が始まる。様々な話題噴出。 … 話題は尽きず何時間でも話し続けられるシニア達の体力と知力と表現力にはただただ感心するばかり。

 どうしてこの人たちといると、なんでもかんでも話してしまうのだろう。妻にも話せないようなことも。心が解放される10人の集まりでした。こんな土砂降りのフィールドワークは忘れられないほど、楽しかったと言ってもらえて、幹事二人もホット胸をなでおろす。

 最後に、今日のフィールドワークの案内メールは、筆者の不注意で、幹事二人のメールのやりとりが文章の下に延々と付いてしまったまま、全員に送ってしまい舞台裏が筒抜けになってしまった。これまた「俺ってやっぱり認知症」と思ったしだいでした。

 次回は小金井に決定。実施時期やコースは幹事一任。いまから楽しみです。

記: 橘 良宏

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