最近、イーロン・マスク氏率いるSpaceX社をはじめ、民間企業による宇宙ビジネスがホットな話題になっています。今回はこれまでの天文台やプラネタリウム観賞とは一味違うFWに挑戦しました。日本発の宇宙スタートアップ「アストロスケール社」の訪問です。同社は宇宙の持続性を脅かすスペースデブリ問題の解決に取り組むリーディングカンパニーで、世界的に注目されています。
会議室もクールな宇宙仕様、そしてショールームへ
さっそく180度大型ディスプレイを備えたショールームで同社の取り組みについて説明を受けました。近年の宇宙開発によりスペースデブリが急増し、数ミリといった小さいものまで含めるとその数は億単位にのぼるそうです。小さいとはいえ、デブリは秒速7～8kmという超高速で地球を周回しているので、人工衛星にぶつかると故障や破壊の原因となります。デブリの除去は、人類が今後の宇宙開発の持続性を担保するうえで喫緊の課題です。
本社にはスペースデブリを捕獲するための衛星を製造するクリーンルームも併設されています。窓越しに見学しましたが、残念ながら撮影は禁止。
このままでは宇宙の持続可能性が危ぶまれる！
スペースデブリに接近中、模擬体験でスペースデブリを見事に捕獲
見学を通じ、スペースデブリ問題の深刻さを痛感しました。人類の未来がかかる宇宙の持続可能性確保に向け、同社にはこれからも世界を股にかけ頑張って欲しいです。
FW当日は、朝のJR中央線のトラブルで一時開催が危ぶまれましたが、何とか無事に実施でき、有意義かつ楽しい1日になりました。
見学後にイタリアンレストランでランチの後、九州太宰府天満宮を本社として菅原道眞公をお祀りする亀戸天神社に参拝しました。そして、今回の締めは1805年創業のくず餅の老舗「船橋屋」にて反省会を開催しました。
亀戸天神社に参拝の後、船橋屋へ
（記）小森光修
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