第2回 八雲PC読書会 報告
開催日時:2025年2月28日(金)13:00~15:10
開催場所:八雲クラブ
出席者:8名
冒頭では、PC修了後に作家を目指し作家養成学校に通っているA氏より、現在学んでいることや、読者に受ける本とはどのようなものかについての話があった。小説を書く際の基本的なルールとして、句読点の打ち方や三点リーダーの使用方法のタブーなどのハウツーに加え、「主人公・味方・敵」「成功・克服・挑戦」「起承転結」「テーマ・5W1H」などの基本ノウハウを紹介。書き手の視点を知ることで、小説をより多面的に、深く読む手がかりとなる、興味深く参考になる内容だった。

続いて、各自が紹介したい本のプレゼンを行った。A4用紙1枚程度にまとめた資料をもとに、なぜこの本を紹介するのか、著者について、本の内容などを簡潔に説明し、その後、質疑応答を実施。お互いにあまり知らない本や著者が多かったこと、扱われているテーマが興味深かったこともあり、和やかかつ活発な議論が展開された。
〈紹介された本〉
B氏:『山月記』中島敦 著
中国の古典を題材に、人間の心に潜む「才能」「自尊心」「承認欲求」「臆病さ」「孤独」を象徴的に描いた作品。
C氏:『65歳から始める和田式心の若返り』『心が老いない生き方』和田秀樹 著
老後の生き方を指南する実用書。「幸せは貯金額よりも日光に当たる時間で決まる」「一人暮らしの人ほど認知症は進まない。孤独を楽しむ予行演習をしてみる」などの提言が印象的。
D氏:『多読術』松岡正剛 著
著者が語る読書論と多読の方法。「読書は編集である」「どんな本をどんな読み方をしてもいい」など、独自の視点が魅力。
E氏:『新装版 縞々学 リズムから地球史に迫る』川上紳一 著
縞模様の地層(堆積岩)を「時刻マーク付きの記録テープ」として解析し、地球だけでなく宇宙や生命の進化にも迫る学問。「ミランコビッチ・サイクル説の復活」「貝殻の縞々から月の起源がわかる⁈」など、興味深い視点が満載。
F氏:『中国ぎらいのための中国史』安田峰俊 著
「奇書」「戦争」「王朝」「学問」「帝王」などをテーマに、中国の多様な民族の歴史を描き、大国の実像を鋭く浮き彫りにする。

次回読書会のお知らせ
開催日時:2025年3月28日(金)13:00~ 八雲クラブ
内容:今回と同様に、各自が紹介したい本をA4用紙1枚にまとめ、プレゼンを行う予定です。紹介したい本がある方は、ご準備をお願いします。
(文責 1期生 正田、小原)
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