研究生コースを修了した一期生ら有志と小金井市の見どころを訪ねました。前々回の府中は大國魂神社、前回の調布は深大寺を中心に有名な観光名所を地元在住のPCOBの案内で巡り、とても新鮮で充実した体験が出来ました。同じように満足していただけそうな訪問地を考えました。
国立研究開発法人 情報通信研究機構(以下NICT)展示室見学ツアー
展示室の見学は、職員の説明が受けられます。今回は事前予約を行いました。
日本標準時は、小金井市にあるNICT本部でつくられています。
「セシウム原子時計、水素メーザー時計、(中略)光格子時計も活用して時刻を合成することで、高精度かつ止まらない日本標準時を生成しています」(展示室資料より)

<左:訪問時の日本標準時 右:セシウム原子時計の心臓部>
NICTは、重点5分野( 電磁波先進技術 / 革新的ネットワーク / サイバーセキュリティ / ユニバーサルコミュニケーション / フロンティアサイエンス )に加えて、戦略4領域( Beyond5G / AI / 量子情報通信 / サイバーセキュリティ )の研究開発を行っています。展示室では研究領域ごとのブースで、研究の一端に触れることが出来ます。
以下は参加者の感想の一部です。
小金井市に情報通信分野の国立研究開発法人(NICT)があることを今回のフィールドワークで初めて知りました。日本標準時を始めサイバーセキュリティやAI関連など展示内容は興味深いものが多く、とても参考になりました。早速、多言語音声翻訳アプリの「Voice Tra」をスマホにインストールしました。

<左:Voice Tra 右:サイバー攻撃のリアルが分かる解説>
情報通信研究機構は初めて知る組織でした。日本標準時を定めるという私たちの生活に欠かせない役割のほかにも、研究範囲は多岐にわたり、どれも興味深いものばかりでした。特に目を引かれたのはサイバーセキュリティの分野で、「大規模ダークネット観測網を用いて検知されたサイバー攻撃と思われるアクセスをリアルタイムで可視化するシステムです」など、説明してくださる方の用いる単語を聞いているだけで最先端を経験するワクワクがありましたし、対サイバー攻撃アラートシステム(DAEDALUS)のグッドデザイン賞を受賞したという動画は見飽きませんでした。機会を見つけてまた訪ねたいと思います。

<グッドデザイン賞受賞の画像>
NICT、初めて行きましたが色々勉強になりました。子供の頃に、未来はこんな風になると言われていた世界がその通りになっているというか、もっと進んでいる気がしました。
AIというと、フェイク画像や動画が思い浮かび良い印象を持てずにいたが、災害時の避難経路やエコな生活等の仮想世界を現実に反映するシミュレーションをRPG感覚で目の当たりにしたことでイメージが変わった。

<左:解説に頷く参加者たち 右:Beyond5Gがつくる未来の街>
各ブースにはクイズが設けられており、全問正解するとNICT限定のピンバッジをゲット出来ます。知的好奇心旺盛なメンバーは、もちろんチャレンジ!

<左:クイズは8問 右:全問正解ご褒美の瞬間>

<参加者全員で>
おやつタイム
NICTに隣接する東京学芸大学の構内に2024年4月開校した辻調理師専門学校には、製菓を学ぶ2年生が店舗経営を学ぶ店舗型実習室「アトリエ辻東京」があります。朝の開店時には整理券が発行されるほどの人気店です。訪れた15時頃は行列も解消していたものの、売切れ商品もある中で思い思いの商品を購入した後は外のベンチで休憩しました。

<注:看板は別日のものです>
東京学芸大学キャンパス
NICTまで国分寺駅から30分掛けた徒歩組も英気を養った後は、大学の雰囲気を感じつつ紅葉を楽しみながら散策しました。

<広い構内の見事な紅葉>
東京経済大学(以下東経大)キャンパス
東経大の所在地は国分寺市ですが、小金井市と道路1本隔てたのみの立地ということで今回の訪問地に選びました。同大学では同期生が現在学ばれているだけでなく、参加者のおひとりが過去に講師として在籍されていたことが明かされて、大きな縁を感じました。都立大や学芸大に負けず劣らず武蔵野の自然に恵まれたキャンパスには「東経の森」が保全され、また国分寺崖線下の湧水が流れ込む「新次郎池」が整備されています。

<左:新次郎池はハート形 右:「ハケ」の高低差を実感>
懇親会
武蔵小金井駅近くの割烹料理店で行いました。2万歩近く、あるいはそれ以上歩いた疲れも見せず、近況や思い出話に花が咲きました。
次回の訪問場所が八王子に決定したところで、全体のお開きとなりました。

<左:各自の話に耳を傾ける参加者 右:軽めのコース料理>
最後に小金井ミニ情報です。リンクはいずれも小金井市HPからの引用です。
- 「滄浪泉園」
施設のパンフレットには「深山の趣そのままの庭園」と紹介されています。こじんまりした庭園は、静かで安らぎを感じる場所です。火曜日が休園日です。
【ご参考】https://www.city.koganei.lg.jp/smph/kurashi/479/kouenitiran/souronsenen/D040102020160415.html - 坂の街
今回の参加者(多摩NT在住)から、道中「平らな街でいいね!」の声がありました。ところがどっこい、小金井市内の南部には東西に走る国分寺崖線(ハケ)という10メートルを超える高低差があることから多くの坂道があります。その名も「念仏坂」「ムジナ坂」「白伝坊の坂」などなど。
【ご参考】
https://www.city.koganei.lg.jp/kurashi/482/doro/sakatoyuuhodoumap.files/sakatoyuuhodoumap02.pdf
文責:萩元千里(一期生)


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