八王子で最高気温が出た翌日のFWで、本当に予定している2.4Kmを歩き通せるのだろうかと心配していましたが、あいにくの(?)曇り空で気温も上がらず散歩日和となりました。この街を愛し志村けんだけでない東村山を隅々まで知り尽くしている1期生の小原さんの案内で、西武園の駅からFWがスタートしました。
先ずは、下宅部遺跡出土品の多くが重要文化財に指定され、それを見学できる「八国山たいけんの里」に行きました。職員の方に説明をしていただきました。今まで、縄文時代の出土品は土器色の単色のイメージがありましたが、あまりにもきれいな赤色をした漆を目にして縄文時代はただ食べるために生きているだけでなく、美を大切に生きていたことを知ることが出来ました。
次に訪れたのは、1952年3月29日に国宝指定された正福寺地蔵堂です。内部にある多数の地蔵菩薩の小像を見ることは出来ませんでしたが、室町時代の建立を外から眺めることが出来ました。
そこから、昼食には近くのコシノある武蔵野うどんを食して力をためて再出発です。次に、徳蔵寺内の板碑保存館で元弘の碑を中心に板碑約170基を見て、最終見学地である豊島屋酒造株式会社を見学・試飲をして終了となりました。
町田に住んでいるため、東京都の北部に行くことはほとんどなく、今回初めての東村山市のFWに参加して、縄文時代から今日までの歴史や食事・お酒を体験できたことは、この都立大学プレミアムカレッジに来なければ一生目にすることはなかったと思いました。
また、一期生の小原さん宅が酒造の近くにあり、疲れた体を小原さん自身が調理した料理でもてなしていただき大変感謝しています。
文責: 三期生 土屋 徹
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