梅雨明け前の不安定な天気が続く中ではありましたが、宇宙の謎にせまる会(Cosmo会)のフィールドワークとして、「日本科学未来館見学(江東区青海)」及び「懇親会(暑気払い)」の二刀流イベントを開催しました。
当日は、昨年の東京オリンピックの開催に伴い建設された臨海部タワーマンション群をゆりかもめの車窓から眺めつつ、集合場所の「テレコムセンター」に定刻通り集まりました。
日本科学未来館は、「科学技術を文化として捉え、社会に対する役割と未来の可能性について考え、語り合うための、すべての人々にひらかれた場」を設立の理念に2001年7月9日に開館しました。科学技術創造立国のための「科学技術基本計画」に基づき、科学技術への理解を深めるための拠点として開館した国立の科学館で、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営しています。
<主な見学内容>
・特別展
月での生活を体験できる「NEO月でくらす展」を中心に見学しました。
月に水が存在する証拠が発見されたこともあり、人類が実際にくらすためのさまざまな研究や開発が計画され、長期滞在が実現した世界を科学的な知見をもとに描きだされており、その「くらし」を皆で体感しました。
・ジオ-コスモス
11年ぶりにリニューアルされた、地球のありのままの姿を映し出すデジタルで表現された大型地球儀。我々が暮らす地上の世界をクリアな映像で見られるだけでなく、フロアに設置されたソファーに横になりながら、いま地球で起っている様々な問題とじっくりと向き合える場を提供してくれました。
・ドームシアター
見慣れた日常の空間と、壮大なスケールの宇宙とをつないでいく物語。1つのりんごからはじまり、地球から太陽系、さらに遥かな銀河の世界へと旅をしました。第一線の研究者が科学データに基づいて描き出した宇宙像が全天周の3D画像となり、まるで宇宙空間に浮かんでいるような感覚を覚えました。
<第二部懇親会>
科学未来館見学後、ゆりかもめの車窓から国際展示場や有明の景色を眺めつつ豊洲まで移動し、2023年度上期の総括と下期の活動への意見交換を懇親会として行いました。会場の四川料理「芝蘭」の自慢料理、激辛麻婆豆腐で口の中がしびれましたが、皆さんは、言いたいことをしっかり発言されていました。暑い夏を乗り切り、下期も活発な活動を展開していけると確信できました。
今回の参加者数:9人 1期生(6人)2期生(3人)
(2期・松尾佳宏/記)
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