猛暑続きの今年の夏、事前に現地の気温予想をチェックしながら今の時期にしか見られない「森の妖精・レンゲショウマ」に会うために御岳山を訪れました。
「みたけさんレンゲショウマまつり」も終盤のせいか、平日にもかかわらず御嶽駅発のバスは増発便が出るほど賑わっており、人気のほどが窺えました。ポスターやのぼりの他に、ケーブルカー車内のステップにはレンゲショウマのシールが貼られており、近づくにつれて気分も盛り上がりました。
群生地には本格的なカメラ機材を携えた方も多かったのですが、私たちは葉っぱの形状や花の大きさの違いなどを考察しながら鑑賞しました。
その後立ち寄ったビジターセンターで近辺の案内をお願いしたところ、御嶽神社参道入り口まで近道を進みながら地元出身というスタッフの熱意ある解説を伺うことが出来ました。
特に印象に残ったのは、案内された井戸のほとりに集まる動物、中でも何種類ものカエルの話と氷の花「シモバシラ」の話です。またナラ枯れ被害の説明は、枯れた何本もの樹を実際に目にしたので深刻さが伝わってきました。
<井戸端の井戸>
<今回の参加者>
お世話になったビジターセンターのスタッフに別れを告げ、神社参拝後はロックガーデンに向かいました。暑さ対策で持参した水分補給をしながら、木陰でお弁当を食べると「荷物が軽くなったね~」の発言にみんな頷いていました。
御岳山は期待通りの涼しさで、それほど標高が高くなくても夏山の魅力を感じられた今回の山行きとなりました。今後の目的地は未定ですが、次回は紅葉の時期に、また初めて知った氷の花「シモバシラ」も是非見たいと期待がどんどん膨らみます。
当会は、昨年春にHPを通じて高尾山登山を呼び掛けたことがきっかけで有志が集まり、その後も活動を続けています。経験豊富なメンバーが中心となって、初心者の希望も取り入れながら企画を立てています。関心がある方はお気軽にご参加ください (^_^)
(一期生・萩元千里/記)
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