同窓会有志の8名で春霞漂う秦野市の弘法山公園へ、「桜」を愛でに行ってきました。前回は、高尾山にて「氷の花」を探して草むらをくまなく捜索しましたが、今回は、日本の春を代表する「桜(ソメイヨシノ)の花」を見上げ春を満喫する活動です。
小田急線秦野駅から鶴巻温泉駅へと続く、歩行距離:7.4Km、歩行時間:2時間30分、標高差:150mほどの、“楽ちん”なハイキング活動として、3月初旬より計画がスタートしました。
今回のルートマップ
弘法山公園は、浅間山、権現山、弘法山の3つの山一帯を指し、神奈川県立自然公園にも指定されています。権現山山頂の展望台からは秦野市街地と富士山が一望でき、市内屈指のビューポイントとなっているほか、春には1,400本以上の桜が公園を彩ります。また、以下のとおり、花や探鳥の名所などにも数多く選定されています。
- 関東の富士見百景(権現山山頂にある展望台からの眺め)
- かながわの花の名所100選
- かながわの探鳥地50選
- かながわの景勝50選
- 県立丹沢大山自然公園(特別地域)
期待がどんどん大きく膨らみます。
計画が具体化し始めた3月初旬頃は、弘法山公園付近の桜の開花宣言は3月24日、満開は3月31日という予想が発表されていました。メンバーの都合が満開頃には合わせることができず、4月4日実施となり、桜吹雪を覚悟しました。
ところが、その後低温傾向が続き、満開は4月4日に遅れ、結果満開ジャストミートの計画となりました。しかし、低温や雨天が続き、満開時期はさらに遅れる傾向になりました。開催予定日4月4日から翌週までは、曇り時々雨といったはっきりしない天気予報となり、雨天予報をさけ、幾度となく開催日の変更検討をせざるを得なくなりました。最後は、リーダーの永見さんの判断で、予定通り4月4日の催行が決定されました。
当日は、雨上がりで山には霞がかかる曇りの天気でしたが、寒くも無く暑くも無い絶好のハイキング日和となりました。秦野駅を10時に出発し、登山開始前に、日量100トンの湧水が湧き出す事で知られ数々の伝説が残る「弘法の清水」で喉を潤しました。
「弘法の清水」にて
「楽ちん」かと思いきや、結構急な登りが続く・・・
途中、登山を目指す人々が若干集中し“渋滞”が発生することもあったり、海外からの観光客に記念撮影のサポートを頼まれたりしましたが、ほぼ予定通りに弘法山(235m)頂上に到着し、秦野市街の遠景と6~7分咲きの桜を眺めながら、一人一品持ち寄りのバラエティーにとんだお弁当を食し、春の宴をゆっくりと満喫しました。
山頂にて春の宴
弘法山の桜とニリンソウ
帰路は、善波峠、吾妻山を経由して鶴巻温泉駅に予定通りに全員無事に下山し、足湯ならぬ、「手湯」でスッキリとした後、引き続き、鶴巻温泉駅近くのカフェにて反省会と次回以降に向けての作戦会議を開きました。次回は、新緑の頃実施の計画とし、開催を楽しみに各々体力維持向上を宿題に解散となりました。
(松尾 記)
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