【参加者募集】日本をもっと知りたい会 ジャパンブルー「藍」について学び、藍染を体験するFW

(工房の心臓部、「藍甕(あいがめ)」)

 今回のフィールドワークは、江戸末期創業の野口染物店(八王子市)を訪問し、藍について学び、藍染を実際に体験させていただきます。

 野口染物店は、210年以上前の江戸時代、初代当主が茨城県土浦で商売を始め、2代目から京橋に工房を構え、武家の裃を染めるようになりました。明治になり武家がなくなると、一般の人が着る浴衣の反物を作り始め、現在は八王子で6代目と7代目が藍染の伝統を守り、その魅力を広げることに取り組まれています。

 八王子は浅川の豊富な水資源に恵まれたこともあり、染物業が発展しました。当会では、2023/11月、同じ八王子で江戸小紋を体験するFWを開催しましたが、今回は染物第2弾としての企画です。

 日本の藍染を歴史面からみると、古く奈良時代、「正倉院文書」で藍染布の記録があり、高級染料として貴族の衣装に使用されました。平安から室町時代には、庶民にも普及し始め、防虫・抗菌効果が評価されて日用品にも使用されていきます。そして藍の絶頂期、江戸時代へ。阿波藍(徳島)が全国ブランド化で江戸市場をほぼ独占し、「前貸し制度(藍商人が農家に前貸しし、農家は藍葉の収穫後に返済するシステム)」と呼ばれる農業金融ネットワークが発展し、絞り・型染め・板染めなどの多様な技法が誕生するなど、江戸の町は「藍の街」といわれるほど藍色が支配しました。明治以降は化学インジゴの流入で天然藍は衰退し、阿波藍の生産量も激減します。しかし、最近は発色の美しさや「発酵建て」などが、海外から静かに注目を集めています。

 藍色は、清潔・誠実で、武士の精神性を表し、庶民の生活色であり、江戸ファッションの中心でもあったなど、日本文化の美意識の核にある色といえます。さあ、その藍に触れ、実際に藍染を経験することを通じ、日本人の美意識を感じてみませんか。

 つきましては、参加者を募集しますので、ご希望の方はお申し込み下さい。

1.日程: 2026年5月29日(金) 13:00~17:00頃

2.場所: 野口染物店 (八王子市中野上町4-20-11)

      創業二百十年 藍染工房 野口染物店(←ここをクリック)

      野口染物店(@aizome_noguchi) • Instagram写真と動画(←ここをクリック)

3.  スケジュール(予定): 

  12:30 JR八王子駅集合、タクシーで移動
  13:00~17:00 野口染物店で藍染体験
    *7代目店主より藍染の仕組みの概要についての説明を受け、工房内を見学した後、作業手順に従って藍染を体験
  17:00 バスで八王子駅へ移動、解散
  17:30~ (希望者のみ)懇親会(JR八王子駅近辺、別途参加費@7,500円予定)

4.料金: 2,000円程度~

  *染めるもの(布の面積)により費用が異なりますので、当日各自で精算する。

  <例えば、野口染物店で準備いただける手ぬぐいやバンダナの場合2,000円、持ち込みのTシャツの場合3,500円~、襟付きシャツ4,000円~、ワンピース5,000円~、トートバック3,500円~、スニーカー3,500円~)>

  *手拭いやバンダナは野口染物店で準備していただけますが、予め自分で準備したものを染める方が愛着がわくのではないかとのアドバイスをいただいています。

5.募集人数: 12名 <5/2(土)申込〆、定員になり次第終了>

6. 申込先: https://form.os7.biz/f/2721403d/

  *上記をクリックしてもリンクしない場合は手入力してください。

7.その他ご連絡事項: 

  〇HPやYouTube動画で、藍染に関する事前学習をお願いします(詳細は後日参加者に連絡予定)。

  〇5/20(水)20:00より、Zoomによる参加者の顔合せと打合せを行いますので、できるだけご参加ください(詳細は後日参加者に連絡予定)。

8.注意事項:

 ・催行中の事故やケガ等は参加者の自己責任でお願いします。

 ・参加者には後日詳細事項をご連絡します(事前準備するものや事項、集合場所や当日の運営、注意点など)。

ご不明な点等ございましたらtmupc-club-mottokai@googlegroups.com までお問い合わせください。

以上

(オリジナリティあふれる色々な染め方、写真上は野口染物店インスタグラムより)
(野口染物店と作業場)
((左)藍葉を発酵・熟成させた「すくも」、(右)甕のなかの藍の息遣いが聴こえる)
(見事な型染め)

記:森本 曉(1期生)

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